健康効果の高いオイルを効率的に摂る!3種オイルを使った健康ドレッシングと温野菜
これまでは脂肪分のかたまりとして避けられる傾向にあったオイル。最近は様々な健康効果もわかってきており、注目の食材となっています。
そんなオイルの中から、グレープシード、ココナッツ、アーモンドの3種類のオイルを使った温野菜用ドレッシングのレシピを解決スイッチで取り上げていたのでご紹介したいと思います。
目次
若々しさを保つ!グレープシードオイルの和風ドレッシング
まず最初はグレープシードオイルを使った和風ドレッシングです。
グレープシードオイルというとあまり馴染みのないオイルかもしれません。私も名前を聞いたことはありますが、実際に使ったことはありませんでした。
赤ワインはブドウの皮と種を一緒につぶして作りますが、白ワインの場合は皮と種を取り除きます。そのブドウの種から抽出したオイルがグレープシードオイルです。
抗酸化作用に優れるビタミンEが豊富で、オリーブオイルの倍以上も含まれる。また、ワインでお馴染みのブドウポリフェノールも豊富です。
また、コレステロール0%で必須脂肪酸も多く含まれます。
これらの特徴から、グレープシードオイルは、体の酸化を抑えて若々しさを保つ効果が期待でき、近年、特に注目されているオイルです。
ドレッシングの作り方は簡単。次の分量を目安に全ての材料を混ぜ合わせるだけです。
材料 | 分量 |
---|---|
鰹節粉末 | 3g |
すだち(絞り汁) | 1個分 |
酢 | 大1 |
醤油 | 大1.1/2 |
柚子胡椒 | 小1/4 |
グレープシードオイル | 大4 |
鰹節の粉末を入れることで鰹節のうまみ成分と香りが加わり、和風の味わいに仕上げることができます。
認知症に効く!ココナッツオイルのエスニックドレッシング
次はココナッツオイルを使ったエスニック風ドレッシングです。
ココナッツオイルは固まりやすく使いにくいことから、これまではあまり良いオイルではないとされてきました。
しかし2009年、中程度の認知症に効果があるという研究結果の発表から注目されだし、使われる機会も多くなってきています。
認知症予防だけでなく、脂肪分にもなりにくいという特徴もあるため、ダイエット中や高齢者の方にも向いているといえます。
具体的な分量は次の通りです。これも全ての材料を混ぜ合わせるだけです。
材料 | 分量 |
---|---|
ライム(絞り汁) | 1個分 |
ココナッツオイル | 大2 |
醤油 | 大2.1/2 |
砂糖 | 小1 |
塩、ブラックペッパー | 少々 |
悪玉コレステロールを減らす!アーモンドオイルのオニオンドレッシング
最後はアーモンドオイルです。
アーモンドオイルには悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らす効果が期待できます。
また、クセがないのでどんな料理にも合わせやすい万能型のオイルと言えます。
これも次の分量を混ぜ合わせてください。
材料 | 分量 |
---|---|
サラダ玉ねぎ (みじん) | 大1 |
レモン汁 | 大2.1/2 |
アーモンドオイル | 大4 |
醤油 | 大1 |
砂糖 | 小2 |
フライパンで蒸して作る温野菜
ここまで3つのドレッシングを紹介しましたが、そのドレッシングを使って美味しく食べられる温野菜の作り方も紹介されていました。
作る際のポイントは、お湯で茹でるのでなくフライパンで蒸し焼きにすることです。蒸し焼きにすることでゆで汁に栄養が流れ出ることを防ぎ、野菜のうまみと栄養を上手に活かすことができます。
また、ビタミンA・D・E・Kは、油と一緒に摂ることで吸収がよくなります。そのため、紹介した3つのドレッシングと一緒に食べることで効率よく栄養を摂ることもできます。
番組で紹介していた材料と分量は次の通りです。
材料 | 分量 |
---|---|
ブロッコリー | 1/3株 |
赤、黄パプリカ(縦8等分に切る) | 各1/3個 |
トマト | 1/2個 |
アスパラ | 3本 |
蓮根 | 50g |
椎茸 | 3枚 |
油 | 大2 |
皆さんが作る際には、お好みの野菜を使って試してみるのもいいかもしれません。
具体的な作り方をご紹介します。
- 火をつける前のフライパンにサラダ油を引き、カットした野菜を入れて混ぜ合わせます。
- フライパンにフタをし、火をつけて弱火で3-5分蒸します(蒸し時間は使う野菜やカット後の大きさによって調整してください)。蒸している途中、たまにフライパンを揺すってフタについた水分を落としてください。
- 野菜に火が通ったらフタをとり、強火にして炒めることで水分を飛ばします。
- 最後にトマトを入れたら火を止めて混ぜ合わせます。トマトは余熱で火を通す程度でOKです
出来上がったら、お好みのドレッシングをかけてお召し上がりください。