出産2ヶ月前。そろそろ赤ちゃんスペースの準備を始めよう
出産が近づくと準備することが多くなり大変ですよね。
いろんな準備作業の中でもできるだけ早く始めたいのが赤ちゃんスペースの検討です。
この記事では、赤ちゃんのためのスペースの確保について考えてみたいと思います。
できるだけ早くはじめる
赤ちゃんスペースの検討を早く始めた方がいい理由、それは部屋のレイアウトを変えたり、不要な物を処分してスペースを確保するなど、時間がかかったり力仕事が必要になったりする可能性があるからです。
不要な物を処分する場合、大きな粗大ゴミは自治体に依頼することになり、依頼方法としては、自分で清掃センターに持ち込む方法と、回収車での回収を事前申請で申し込む方法の2つがあると思います。
自治体によっても違いがありますが、回収までの流れとしては、回収してもらう粗大ゴミを洗い出し、電話やネットで自治体に申請し、その際に通知される処分費用を事前に振り込むかゴミ処理券を購入してゴミに張り、回収日の朝に指定場所に置く、といった感じになります。
回収の予約状況などにもよりますが、回収日は申請してから2〜3週間後になることもあります。
また、部屋のレイアウト変更のような力仕事は、どうしてもお父さんの協力が必要になるので、休日などの限られた時間を使うことになります。
このように思った以上に時間がかかる可能性があるため、ある程度余裕をもって始めておくのがよいと思います。
昼と夜の赤ちゃんの居場所を考える
特に赤ちゃんが小さいときは、できるだけお母さんの目が届く範囲にいるほうが安心もできますよね。
ベビーベッドが寝室にあったとしても、昼にお母さんはキッチンやリビングにいることが多いと思うので、そこから目が届く範囲にも赤ちゃんを寝かせるスペースを確保しておく必要があります。
リビングに寝かせる場合の選択肢としては、床にベビー布団を敷く、ベビーチェアを使う、リビングにもベビーベッドを置く、などが考えられます。
ベビー布団の場合、たたんで楽に収納できるのがメリットです。赤ちゃんが寝室のベビーベッドで寝ているときにはリビングを広く使えます。一方で、赤ちゃんの位置が低くなるので、おむつ替えや着替えが大変になるというデメリットもあります。
ベビーチェアは赤ちゃんを固定するベルトなどがついているものもあるので、ちょっと目を離すような場合でも安心できますね。ベビーベッドほどスペースをとらないというメリットもあります。
ベビーベッドには場所をとるというデメリットがありますが、ペットを飼っている場合や、他にも小さい子供がいる家庭の場合には、柵があるので赤ちゃんを守れるとメリットあります。
赤ちゃんグッズの置き場所を考える
赤ちゃんを寝かせるスペースの他に場所をとるものとしては、ベビーカーやおもちゃなどがあります。
ベビーカーを買うときは店頭で確認すると思いますが、店頭では小さく感じたが、実際に家に持ってくると意外に大きかった、ということもよくあります。
折りたためばそれなりにコンパクトにはなるものではありますが、玄関などに置く場合には、ある程度広めのスペースを確保しておいた方がよいでしょう。
また、赤ちゃんが大きくなるに従って増えていくのが、オモチャやイベントに関係するものですね。
新生児のときはおもちゃは少なくと思いますが、大きくなるに従ってどんどん増えていきます。自分たちはできるだけ増やさないようにしていたとしても、おじいちゃんやおばあちゃんからプレゼントされて意図せず増えていってしまう、ということも考えられます。
また、オモチャの他にも、女の子なら雛祭りの人形、男の子なら端午の節句の兜飾りや人形など、イベントや催し物がある毎に、それに関連する物が増えていきます。これらを保管しておく場所も必要です。
服やオムツの収納を考える
服やおむつの収納についても考えておく必要があります。
新生児の場合だとオムツは1日に10〜20枚は使います。オムツと一緒におしりふき用のシートなどのケアグッズも必要になるので、オムツと合わせるとそれなりに場所をとることになります。
オムツは頻繁に変えることになるので、ケースやバッグにいれて、できるだけ手が届く範囲においておくのが便利です。もし、昼はリビング、夜は寝室で寝かせるような場合、それぞれに置き場所を確保しておいたほうが楽でしょう。
また、新生児の時は、夏場の汗、オムツからの漏れ、ミルクの吐き戻しなど、服が汚れる機会が多いものです。汚れたときにすぐに着替えることを考えると、それなりに数を準備しておく必要があります。
赤ちゃんを寝かせるスペースやおもちゃなどの他にも、オムツや服などでも場所を多くとることになります。このことも考慮しておかないと、部屋の中が赤ちゃんグッズで溢れかえることになってしまいます。
できるだけ余裕をもって始めよう
育児には場所も必要ですし、多くの物も必要となります。
それらを考慮してスペースを確保するためには、考えなければいけないことや、やらなければいけないことも多くなります。
できればお母さんが入る前のまだ余裕があるときから始めておきたいですね。